「勉強しなさい!」
あなたは子どもの頃、このセリフを言われたことはありますか?
きっと勉強しなさいと言われても「よし頑張って勉強しよう」ではなく「今、やろうと思っていたのに」と感じていたのではないでしょうか。
また、知人から「あなたって〇〇だよね!」と決めつけるような発言をされると「全然ちがう」と言ってしまう経験もあると思います。
このようなやり取りを
“心理的リアクタンス”
といいます。
人間は本来、自分の行動は自分で決めたいという欲求があります。そのため、この欲求を邪魔されると無意識に“抵抗”してしまうのです。
たしかに決めつけられたり押し付けられたりすると、いい気分にはならないですよね。
そして、経営においても“心理的リアクタンス”が起こることがあります。
例えば何かやってほしい業務をスタッフにお願いしていて、スタッフがそれをやろうとしていたときに
「これ忘れずにやっておいて!」
と言ったとします。
そうすると、本人はモチベーションが下がった状態で仕事に取り組むことになります。
もちろん仕事なので抵抗するということはないでしょう。ただ、そのような発言をするとやる気が低下するのは事実です。
ではどのようにすればいいのか?
「見守る」これだけです。
過度に声をかけたり監視したりせずに見守ります。
はじめのうちは「見守る」ことにも勇気が必要です。色々とあれこれ口出ししたくなることもあるでしょう。ですが、相手を信頼して見守ってみましょう。
また、前提として相手との信頼関係も大事になってきますが、何か押しつけたり強要したりする発言も避けましょう。
あなたが意識するだけで周りの意識が変わってきます。
今日から相手を見守ってみませんか?
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